更新がいいペースで進んでいます。
さて、今日はJupiter-3 1:1,5 F=5cm ロシアンレンズです。
職場の周辺を撮影してきました。
扉、壁、剥き出しの壁。
干してある傘。
倉庫群。
そして電柱。
summilux,summicron,csonnar,そして
Jupiter-3と撮り比べてきましたが
ド近眼で老眼も進んだ私の目では
違いを見分けるのは困難になってきました。
が、このJupiter-3は
私の所有している
C Sonnar t* 50mm f1.5 より解像してます。
小学生の頃、絵を描くとき
精細感や構図の正確性など
写実的な表現に興味を持ち
同級生が進んだ美大の課題の
写真を写し描くその絵を見せてもらった時から
写真に興味を持ち
いつしか筆をカメラに持ち替えて
写実的な精細感のある表現に拘って
沼の淵から結構な深場まで彷徨って
とうとうMMtyp246まで辿り着きましたが…。
現在のカメラやレンズなど機材の性能は
十分な表現力を持つまでに発展し
創成期や過渡期のデジカメでさえも
フィルムに似たレトロ表現として再評価され
表現者が好む物としての魅力さえあれば
もはや機材は何でも良いのだと
私自身もそう思えるようになりました。
機材の性能の優劣をつけるのに
疲れてしまったと言えるかもしれません。
手持ちの機材たち全てを
個性の違いとして楽しめるような
豊かで楽しい写真ライフを
送っていければと思います。